人様と接する際に、
カウンセリングに近い形でお悩みを聞かせていただくことがございます。
その際に言われることで、
気になったことがあるので、ブログにさせていただきます。
「昔の彼を思い出して、思い出したくないんだけど、その時の感情が出てきて孤独になる。」
ここでポイントなのが、
「思い出したくない」ということです。
もちろん人それぞれ思い出したくない過去は持っていることと思います。
その感情に蓋をすることはたくさんあるかと思います。
ですがそれは「臭いものには蓋をする」という感じで、ご自身の膿出しが完了していないまま、
嫌な記憶に蓋をしようとしている状況であり、
根本的な改善には繋がっておりません。
そのため、いくら忘れたからと言っても
ふと思い出した時にその時の感情にリンクしてしまい、マイナスのものを纏ってしまい、
心が病んでしまうのです。
まずはその時の感情を全て吐き出し、
自分で「認める」ということが鍵となります。
ノートに書き記してもいいですし、
このような心境だったこと、今はこんな感情があることを全て書き出すのです。
そして、その感情全てが「自分の感情である」ということを一旦認めることです。
その後、その感情に対して手放す作業をしていきます。
ゆるし、感謝のエネルギーへと変えていくのです。
まずは自分をゆるすこと。
ゆるすとは感情を手放すことです。
その後、その時の自身に対して感謝をし、
相手に感謝をする。
相手があったからこそ、いまの自分があるのです。
辛い経験も全ては
良い経験となります。
人は苦難を乗り越えてこそ、
感謝が生まれるのです。
その苦難に対し、感謝をする。
自分の成長に繋がることだったのだと。
必要な経験だったことなのだと。
まずは自分を認めることが肝心です。